一般的な調剤薬局の領域を超えて 薬剤師としての可能性を広げていきたい

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一般的な調剤薬局の領域を超えて 薬剤師としての可能性を広げていきたい

薬剤師 柴田充浩

薬剤師としての最初の一歩はドラッグストアの調剤薬局。働きながら、これからの薬剤師は医療の現場に限らず、介護、地域支援など、活躍の場が広がると考え、2023年5月にKINOWA Holdings株式会社に入社。
現在は、お茶の木薬局の薬剤師として薬の調剤をしたり、患者様の自宅に薬を届けたりと、地域に根づいた医療サービスを行っている。

介護分野に注力している企業姿勢に惹かれて

学生の頃から医療関係の仕事に興味があり、薬剤師の資格を取得しました。
新卒で入ったのはドラッグストアの調剤薬局。ちょうどコロナ禍で病院や薬局に行くのも控えていた時期でした。当時は自宅で亡くなってしまう方も多く、調剤薬局でできることの限界を感じる場面が幾度もありました。

医療には、外来医療、入院医療、在宅医療があり、薬剤師の主な活躍の場は外来医療と入院医療です。
しかし、高齢化社会が進む今後は在宅医療や介護分野にも薬剤師が深く関わる時代になると考えていました。そんなときに大学の同期の誘いで、KINOWA Holdings株式会社に入社しました。介護分野に力を入れる調剤薬局グループで、以前からその事業領域に注目していました。

柔軟性があり、誰もが働きやすい職場

私が勤務しているのは、京都府宇治市内に店を構える調剤薬局で、薬剤師6人、医療事務10人が働いています。病院の処方箋を持って訪れた人に調剤するほか、外出が難しい高齢者の自宅や介護施設に調剤した薬をお届けしています。

仕事は調剤だけに限らず、服薬指導を通して患者様の服薬状況や既往歴、副作用歴を聞き取り、薬歴として記録も行います。
一般的に調剤薬局の薬剤師は女性が多い印象ですが、勤務している薬局は男性薬剤師もいて誰もが働きやすい環境です。年代的には30代が多く、風通しがいい職場です。また、社員一人ひとりの自主性を受け入れる風土があり、社内のルールに関して改良すべき点があると相談したら、柔軟に対応いただいたこともあります。

会社の拡大と共に、自分の目標もさらに大きく!

介護分野に力を入れ、急速な成長を遂げてきたKINOWA Holdings株式会社の傘下であるお茶の木薬局では、介護の現場で役立つ最新機器を積極的に導入しています。
その一つが錠剤を一包化する機器です。高齢者は処方される薬の種類と数が多く、飲み忘れや飲み間違いをしてしまうことがあります。それを防ぐために、服用するタイミングに合わせて1回分の薬を一包化できる最新機器を導入。
当社では、こういった医療機器を積極的に導入しており、作業効率化や過誤の発生を防ぐことにおいて、薬剤師としてたいへん心強いです。

私の将来の目標は、独立して自分の調剤薬局を持つことです。
入社する際に私を誘ってくれた大学の同僚は、KINOWA Holdings株式会社の支援を受けて、自分の調剤薬局を作って独立しています。私も、ここでの経験を糧に、将来的には独立して地域密着型の調剤薬局を作りたいと考えています。

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